皆さん、あけましておめでとうございます。
時期外れですが、今年一回目の担当記事なのでご容赦下さい。プランナーの植田です。
前回出題した問題の答えは、今回の記事の一番下に載せます!
弊社のTwitterへDMで答えが来たとか来ないとか、記事に反響があるとうれしいですね。
さて、今回はポケットモンスターの話をします。
私は初代赤から続けているヘビーユーザーですが、その理由は“対戦”の楽しさに魅了されたからです。
多種多様なポケモンが生み出す戦略に、新作ごとに変わる対戦環境。
理論を突き詰めた結果、バトルの最後は運に委ねる事もある……と。
運と戦術の組み合わせの妙は、前に記事としたカルドセプトでもそうでした。
ゲームはやはり頭を使ってナンボですね。
というところで本題。
ポケモンの最新作「サン/ムーン」で新たに導入された対戦方式「バトルロイヤル」の話です。
知らない人に軽く説明しますと、バトルロイヤルは以下のようなルールで戦います。
- 1vs1vs1vs1の4人で戦う個人戦
- 出せるポケモンは3匹
- 1人でもポケモンが3匹とも倒れたら対戦終了し、ポイント計算
- ポケモンを1匹倒すごとに → 1ポイント
- 手持ちのポケモンが1匹生き残るごとに → 1ポイント
- ポケモンが残っており、ポイントが高い人の勝利
- 同じポイントだった場合、倒したポイントが高い方が上位
- それも同値だった場合、ポケモンの残りHPの割合が高い方が上位
と、こんな感じです。
(細かい順位付けに関しては、プレイした感覚なので間違っていてもご容赦を)
このバトルロイヤル、キモとなるのは「1vs1vs1vs1の4人で戦う個人戦」という所です。
各人の思惑、戦術、場の状況などが絡み合う対戦は、これまでのポケモンとは一線を画します。
全員が最善手を打つのであれば、勝つための一手を考えるのは簡単です。
しかし、その最善手を打つと他のプレイヤーに負けてしまったり……。
そのため、あえて最善手を打たない人が居たり……。
この、多人数ならではの読み合いがバトルロイヤルの魅力です!
読み合いについて、例えば以下のような状況が考えられます。(数字は行動する順番)
1 2 3 4 |
「ギルガルド」がキングシールド(先手技)で、攻撃を防ぐ 「ガブリアス」が地震で全体攻撃、誰も倒れず 「カプ・テテフ」がムーンフォースでガブリアスを攻撃、ガブリアスが倒れる 「ミミッキュ」がシャドークローでカプ・テテフを攻撃、カプ・テテフが倒れる |
こうなると、ミミッキュのプレイヤーが一方的にポイントを得てしまいます。
それではマズイと思ったカプ・テテフのプレイヤーが、ガブリアスを倒さずに防御した場合は以下の通りです。
1 2 3 4 |
「ギルガルド」がキングシールド(先手技)で、攻撃を防ぐ 「カプ・テテフ」がまもる(先手技)で、攻撃を防ぐ ←注目! 「ガブリアス」が地震で全体攻撃、誰も倒れず 「ミミッキュ」がシャドークローでカプ・テテフを攻撃するがまもるで無傷 ←注目! |
なんと誰も倒れず、全てのポケモンが生き残ります!
こうなると、次のターンは色々な読み合いが複雑に絡み合います。
- ミミッキュが怖いカプ・テテフは、先にミミッキュを倒す?
- ミミッキュは「まもる」で攻撃をしのぐ?
- ガブリアスは地震で全体攻撃? もしくは、カプ・テテフに毒突きで単体攻撃?
- 連続でキングシールドを使いづらいギルガルドを、誰かが狙いに行く?
他にも交代や、持ち物、使える技で選択肢はたくさん生まれます。
こういった読み合いで、「ポケモンは結局運ゲー」という人もいますが、私も確かにそう思います。
ただ、運ゲーに至るまでの育成や戦略の組み立て、戦闘に出すポケモンの選出や、状況に合わせた戦術の選択は「グー・チョキ・パー」しかないジャンケンよりも遥かに奥深いです。
今回のポケモンは、ジムが廃止されていたりとストーリーも新鮮なものになっています。
これを機会として初めてポケモンに触れるのも良し、またポケモンの世界に戻ってくるのも良し。
さあ、バトルしようぜ!
私信:「社長! 仲間大会が解禁されたら、ココで参加者を募集しても良いものですかね?」
以下、「その仕事は『役不足』だ」の記事の答えです。
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【見落おとし】 「お」が余計にある。 【英語が書れていたら】 「書かれて」の「か」が抜けている。 【みつけらるれものです。】 「れ」と「る」の順が逆。 【一珠】 正しくは「一種」。 【P.S】 正しくは「P.S.」と末尾にも「.」付ける。 【エピデンス】 エピデンスは証拠という意味です。正しくは「モチーフ」など。 【違和感を感じて】 「感じ」が重複表現になっています。違和感は「覚える」などが正解。 |