書籍かつ脱出ゲーム?【錬金の書】紹介

秋といえば読書!
最近は電子書籍ばかり、プランナーの植田です。

電子書籍はお手軽に持ち歩けて、出先で読めるアドバンテージが大きいです。
しかし、紙は紙なりの良さがある……。

というわけで、今回は紙の本で楽しむ【錬金の書】を紹介します!


【錬金の書】書影

こちらの錬金の書は「ストーリードリブン脱出ゲーム」と銘打たれており、普通の物語を読む形式の本ではありません。

各所に謎があり、それを解いていくことで一つの本として完成する……と。

多分、謎解き好きはこれだけで気になってきたと思います。
以下、ネタバレなしで紹介をしますが、すでに欲しくなってきた人は素質があります。この先を読まずにそのまま買いに行きましょう!

【遊び方】

遊ぶために必要なものは「錬金の書、筆記用具、ネット環境(+PCかスマホ)」です。

本を開き序文を読んだあとの流れはシンプルで、

  1. 1つの謎を解く
  2. でてきた答えをWEB上の特設サイトに入力
  3. でてきた情報をメモ(別の謎を解く鍵にもなる)
  4. 別の謎を解く

といった形です。

謎解きに詰まったら、WEB上の特設サイトで段階的なヒントを貰えます。
謎の難しさは色々あり、ひらめきが必要なものからパズル的なものまであるので、ヒントに助けを求めるのも有りですね。

【本の構成】

本は以下のような構成になっています。

  • ★錬金術文字表
  • 序文
  • 第1章 元素
  • 第2章 素材
  • 第3章 儀式
  • 予備の図
  • あとがきなど
  • ★素材用メモ

★のページは大きく開けるようになっており、謎を解きながら参照できる形で便利です。
文字表やメモは何度も見るので、こういうことができるのも紙本の良いところですね。

あとがきなどのページには、遊び方の補足も書いてあるので先に読んでも大丈夫です。

まあそもそも、どのページから先に読んでも問題ありません。
錬金術の奥義はそう簡単に読み解けないように、謎として書いてあるわけですから。

【補足】

この本は難解な謎で書かれているが故に、“錬金術” の秘に触れている感じがします。
元素を知り、素材を学び、最終章の儀式がそれらを使った複雑な手順の謎になっているのも雰囲気抜群ですね。

ちなみに本へ直接メモを書き込むのが推奨されています。
自分の本として愛着もでるので、思い切って書き込んで楽しむ方が良いでしょう。
また、一部の謎には書き込みで図がよくわからなくなった時用の予備があります。


……と、ネタバレなしで書けるのはこんなところでしょうか。

いかがでしょうか?
まだ手に入れずにここまで読んでみて、少しでも謎解きが好きなら購入をオススメします。

一気に解くもよし、詰まったら寝かせておいて少しずつ解くのもよし、なんなら子孫に本を残すのもありかも?

秋の夜長を珍しい謎本といっしょに過ごしてみてはどうでしょう。
それでは、また!

(Visited 9 times, 1 visits today)

コメント投稿は締め切りました。