【11月】ボードゲーム部定例会

マーダーミステリーゲームが流行る兆しを見せてますね。
グループSNEの新作を買うつもりのプランナー 植田です。

ランカースでは、毎月第一日曜日にボードゲーム部が定例会を開いています。
というわけで、今月もプレイしたゲームをご紹介していきます。


遥かなる喜望峰

人数:2~5人
時間:20~50分
年齢:10歳~

航海での貿易をテーマにしたゲームです。
港を回って売買や投資をし、勝利点を集めます。

港によってできる事が変わり、自分のやりたい事をうまくつなげて効率のいい取引をすることが勝利への第一歩です。
例えば……

  1. 投資をするには金とGが必要
  2. 金は高く売れるが産出が少ない
  3. マンゴーなら金と交換が可能
  4. マンゴーは産出が多く手に入れやすい

なので、「マンゴーを手に入れ」て「金と交換」し、「投資で勝利点を稼ぐ」プランを実現できる港を順に巡る航路を考えます。

また、投資によって港の効果が上がります。
「マンゴー×2→金」だったのが、「マンゴー→金」になったりします。

航路をどう回るか、投資をどこにするか、相手の邪魔をすべきか……。

選択肢は多いのに、自分のターンでのアクションはシンプル
また、港の種類を変えると、別のプレイ感覚になるのもGOOD!

とっつきやすく奥が深い、面白いゲームでした。


目撃者たちの夜

人数:3~6人
時間:10分
年齢:8歳~

ゲームマスターが要らない正体隠匿ゲーム。
それが「目撃者たちの夜」です!

正体隠匿ゲームといえば「汝は人狼なりや?」ですが、ゲームマスターが必要だったり、初めての人は何を話せばいいのかわかり辛いのが難点です。

このゲームの流れが、それらを解決しており

  1. 役割カードを前の人から受け取る
  2. 山札から役割カードを1枚引く
  3. 2枚のカードから1枚を手元に残す
  4. 1枚を次の人へ渡す

といった手順なので、「何を受け取ったか」「自分の役割は何か」「何を渡したか」が話の焦点になります。

なので、嘘をつく必要のない(殺人鬼以外)の人は、見たままを話せばいいのでとても楽です。
話の焦点がわかりやすいので、正体隠匿初心者の方でも「発言の矛盾に気づきやすい」のも良いですね。

役割も多くプレイ時間も短いので、リプレイ性が高いのもポイントです。

「ワンナイト人狼」や「マフィア・デ・クーバ」に似たプレイ感なので、それらが好きな人は是非どうぞ!


ケルベロスの試練

人数:3~7人
時間:30~45分
年齢:10歳~

追ってくるケルベロスから仲間と手を取り合って逃げる協力ゲームです。

嘘です。
いえ、嘘ではないんですが。本当でもないです。

ゴール地点にはボートがあるのですが、1~3人乗りなのです。
で、プレイ人数は3人~。

そう、このゲーム。
いかに味方を出し抜くかがポイントなのですね。

手札のカードを使ってマスを進んでいくのですが、ここでミソになるのが「自分を進めるより、味方を進める方が効果が高い」ことです。

つまり、助け合うと早く進めるのです。

ただ、味方を助けすぎると、自分はボートに乗れないかもしれない……。

う~ん、ジレンマ!
このジレンマが、ゲームの楽しさに繋がっていると思います。

またこのゲーム。
早々にケルベロスに捕まっても大丈夫なのです!

捕まった人はケルベロスを助け、憎いアイツを捕まえられるのです。
そしてみごと脱出を止められれば、先に捕まった側の勝利になります。
※後から捕まると、ケルベロス側にはなれません。

手を取り合ってボードまで行くか、
諦めてケルベロスの手先になるか……。

協力と裏切りが面白く、プレイ時間も手頃な良ゲーでした!


どうも自分は、正体隠匿ゲームが好きみたいです。
マーダーミステリーゲームもそうでしたが、各人の思惑が交差するのが “ゲームしている感” があって心地よいです。

「Project Winter」というインディーゲームがありますが、正体隠匿のコンシューマーゲームも面白そうですね。
では、また来月!

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