プランナーのお仕事 その1

Lancarse Blog をご覧の皆様、はじめまして。

ランカースでプランナーをしている藤川と申します。
普段はディレクターに就くことが多いのですが、今回はランカース内におけるプランナーの仕事について書いてみたいと思います。

遡ること十数年前、実際にこの職業に就く前のプランナーに対する私のイメージは以下のようなものでした。

 「世界観、キャラクター、ストーリーを考える、夢の様な職業!」

 「ゲームシステムを考えて、ユーザーを虜にする!」

 「ゲームバランスやパラメータの調整をする職人!」

……あながち間違ってはいなかったのですが、プランナーにはもっと多くの仕事がありました。
では上記に加えて、プランナーは他にどんな仕事をしているのか、いくつか簡単に紹介してみたいと思います。

■企画書の作成
ゲーム制作を始めるための書類作成です。これのデキが悪いとゲーム制作が始まりません。
ゲームの面白さが伝わり、ウリが明確で、且つ読みやすいものを作る必要があります。
ランカースではデザイナーと連携して作成することが多いです。

■仕様書の作成
ゲーム制作が始まったなら、次は設計図の作成です。
多くのスタッフがこの書類をもとにゲームを作成するので、企画書と同様に、どのような意図でどういうものを作りたいのかが明確でなければいけません。

■スケジューリング
その名の通り、スケジュールの管理です。
自分の担当しているセクションが、きちんと期日通りに作業を終えられるかを管理、調整します。
この仕事はプランナーだけではなく、プログラマーやデザイナーも行うことがあります。

■プロデューサーやディレクターとの連携
ゲームの方向性や現在の内容がブレていないか、スケジュールの問題などをプロデューサーやディレクターと共有します。
また、共有した内容をさらにプログラマーやデザイナーとも共有します。
もちろんプログラマーやデザイナーが会議などに同席して共有を行うこともありますが、ランカースではプランナーが行うことが多いです。

う~ん、書いてみると過去のことを思い出して反省しきりです……

今回は割と大きめな仕事について書いてみましたが、次回があればもっと細かな仕事についても書いてみたいと思います!

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